日本にもあった! 巨大な直線道路
藤原京などの都(みやこ)と地方を結ぶことを目的に、計画的に整備・造成された古代道路「駅路(えきろ)」。その道は、どこまでも直線で、巨大な幅を有していた。さらに、想定される総延長は六三〇〇キロメートルにもおよび、中世、近世、近代をしのぎ、現代の高速道路にも匹敵する。だが不思議なことに、この大事業がなされた理由が文献史料に見当たらない。古代道路はなぜ造られ、どのようなものだったのか? そして、なぜ急に廃絶したのか?本書では、古代史の流れとともにわかりやすく解説する。また、身近に存在する古代道路を、地図や写真などから見つける方法も披露、謎解きの世界へと誘う。