日本の建築ディテール1964→2014
半世紀の流れのなかで選び抜かれた作品群
編:彰国社
紙版
内容紹介
『ディテール』創刊200号における二つの記念特集を高評に応えて再録したもの。
メイン特集「日本のディテール 1964→2014」では、“ディテールを決めるもの”と題し、
独創性・革新性、外装進化、素材、環境の4つの視点からこの半世紀の建築ディテールを総括している。
第2特集「住宅ディテールの半世紀」では時代を画した12の著名な住宅を取り上げ、
今日に受け継がれてきた住宅ディテールの大きな流れを透かし読む。
誌面が記録してきた細部から見た建築の新技術、新素材、建築生産の近代化、
建築図面の標準化といった半世紀にわたる展開は、モノから思想を、世相を読む貴重な資料となっている。
目次
■『ディテール』誌の200冊が記録してきたもの―まえがきに代えて
■ディテール200号に寄せて/内田祥哉
■日本のディテール 1964→2014
■写真が捉えたディテール
■ディテールを決めるもの
1.ディテールの独創性・革新性とは何か
2.外装進化の先駆けとなったもの
3.素材へのチャレンジ
4.環境とサスティナブルの時代へ
■住宅ディテールの半世紀
呉羽の舎(白井晟一)
池田山の家(吉村順三)
白の家(篠原一男)
猪股邸(吉田五十八)
続 私の家(清家清)
目神山の家 1「回帰草庵」(石井修)
住吉の長屋(安藤忠雄)
私たちの家(林昌二・林雅子)
横尾ボックス(宮脇檀)
シルバーハット(伊東豊雄)
House SA(坂本一成)
梅林の家(妹島和世)