出版書誌データベース

色とりどりの自然に、心が満たされていく

八ヶ岳の小屋で過ごす30年、四季折々の風景が色鮮やかに描かれた物語。都会の喧騒から離れ、自然と一体になることで得た深い気づき。四季の移ろいとともに変化する自然の息吹を感じながら、人間らしい豊かな生活の在り方を探求する。

第一章 春、妖精の住む森
第二章 夏、樹々鬱蒼と繁る庭
第三章 秋、赤と黄金色の庭
第四章 冬、雪に埋もれる小屋

著：長野雅代
1942年生まれ。兵庫県在住。医学博士。専門は小児外科。順天堂大学医学部小児外科、英国王立グラスゴー小児病院、兵庫県立こども病院、山梨県立中央病院等に勤務。元山梨医科学大臨床教授、日本外科学会々員、太平洋小児外科学会評議員。
趣味は声楽と登山。声楽は安藝榮子、六車智香に師事。オペラのアリア、イタリア歌曲などを中心に研鑽を積んでいる。登山は大学時代ワンダーフォーゲル部の北アルプス裏銀座縦走に参加して以来、山の魅力に取りつかれる。主に北アルプス、南アルプス、八ヶ岳エリアを歩き、燕山荘の夏期山岳診療にも携わる。海外の山では、脇坂順一氏（久留米大学医学部外科名誉教授）のオーストリア・チロル山行に参加、スイス・ベルニナ山系、ドロミテ、スコットランド、カナディアン・ロッキー等へ出かける。