わたしたち日本人は、古くから身の回りのものを文様でかざってきました。そのモチーフは、動植物や月・雲などの自然、くらしの道具や図形など、多岐にわたります。文様の多くには意味があったり、人々の願いがこめられており、季節や行事、目的に応じて使われ、受けつがれてきました。本シリーズは、美しい文様をページいっぱいに展開して視覚的に魅力を伝えるとともに、意味や願いを紹介し、日本の文化や風習に親しみます。
第3巻では、四季折々の草花を元にした植物の文様を紹介。たとえば、梅の文様では「向こう梅」「梅鉢」「三つ割り向こう梅」など、桜の文様では「山桜」「桜崩し」「桜井桜」などなど、同じ花でも豊かなバリエーションの文様に触れることで、文様の奥深さを楽しめます。「一年のはじまりを祝う植物の文様」「和菓子で見られる季節の文様」など、コラムも充実。文様のなまえのおもな決まり一覧や、調べ学習に使える「文様しょうかいシート」も掲載しています。