現代語訳　最澄全集　第四巻

権実諍論篇　3

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訳：大竹　晋

出版社：国書刊行会

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内容紹介

　本巻には、
　・中国法相宗の基『成唯識論掌中枢要』に反論する『通六九証破比量文』、
　・最澄が送った想定問答集に対する徳一の反論にさらに反論する『決権実論』、
　・南都六宗の超克を宣言する最澄畢生の書『法華秀句』（巻上、巻下）、
を執筆年順に収める。
　徳一との論争は、最澄の死をもって、幕が下りる。

【目次】
　凡例
　『現代語訳　最澄全集』を読むための基礎知識
通六九証破比量文
決権実論
法華秀句――巻上、巻下
　解題
　付録１　『法華去惑』――『法華去惑』にあって『守護国界章』巻中にない文
　付録２　円珍『辟支仏義集』から回収される賓『助照法華融文集』逸文
　付録３　非最澄著作から回収される徳一著作逸文
　原文校訂
　総索引

　凡例
　『現代語訳　最澄全集』を読むための基礎知識
通六九証破比量文
決権実論
法華秀句――巻上、巻下
　解題
　付録１　『法華去惑』――『法華去惑』にあって『守護国界章』巻中にない文
　付録２　円珍『辟支仏義集』から回収される賓『助照法華融文集』逸文
　付録３　非最澄著作から回収される徳一著作逸文
　原文校訂
　総索引

著者略歴

訳：大竹　晋
1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士（文学）。
現在、仏典翻訳家。

【著書】『宗祖に訊く』『大乗起信論成立問題の研究』『大乗非仏説をこえて』『セルフ授戒で仏教徒』（以上、国書刊行会）、『唯識説を中心とした初期華厳教学の研究』『元魏漢訳ヴァスバンドゥ釈経論群の研究』（以上、大蔵出版）、『「悟り体験」を読む』（新潮選書）など。
【訳書】『十地経論Ⅰ・Ⅱ』『大宝積経論』『能断金剛般若波羅蜜多経論釈他』『法華経論・無量寿経論他』（以上、『新国訳大蔵経』大蔵出版）など。

ISBN：9784336070722
出版社：国書刊行会
判型：A5
ページ数：481ページ
定価：7400円（本体）
発行年月日：2021年05月
発売日：2021年05月25日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：QRFB。

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