第1章 真のバリュー投資と企業価値分析の基礎
1-1 真のバリュー投資の定義/「価値」と「価格」の違い/1-2 各種投資アプローチの要諦を比較して理解する/1-3 本質価値とは─会計上の利益はフィクション、キャッシュ・フローこそ力の源泉/1-4 キャッシュは事実、利益は単なるオピニオン/1-5 ファイナンスと会計の違い/そもそも企業とは何か/1-6 過去のお金の流れをみるキャッシュ・フロー計算書/1-7 本業で儲ける能力、資本の効率性を確認するROIC(投下資本利益率)/1-8 企業価値に最大の影響を与える資本コスト/1-9 DCFの
優位性は分析の過程を通じた企業の理解にあり
第2章 価値創造の決定要因―参入障壁とビジネスモデル
2-1 参入障壁とは何か/2-2 参入障壁の検証―規模の経済性/2-3 参入障壁の検証─製品差別化/2-4 参入障壁の検証―巨額の投資/2-5 参入障壁の検証―流通チャネル/2-6 参入障壁の検証―独占的な製品技術/2-7 参入障壁の検証―経験曲線効果/2-8 参入障壁の検証―政府の政策/2-9 成長は企業価値の源泉ではない/2-10 ニッチトップにおける勝機と価
値創造の優位性/2-11 ブランドのフランチャイズバリューは高くない/2-12 価値創造のビジネスモデルと顧客ロイヤリティ囲い込み
第3章 投資家が知るべきファイナンス理論の基本
3-1 ファイナンスの観点からみたキャッシュ・フロー(CF)計算書/3-2 調達―自己資本か他人資本か/3-3 対立する株主と債権者が調達の意思決定に影響する/3-4 市場の思惑が調達の意思決定に影響する/3-5 投資―リスク認識こそが資本コストの概念/3-6 企業における投資判断の手順―時間価値調整/3-7 企業における投資判断の手順―投資判断指標/3-8 非現金支出が企業価値に与える影響/3-9 企業は何のために設備投資を行うのか/3-10 投資判断に不可欠な経済性工学的考察/3-11 投資で生み出されるキャッシュ・フロー予測に必要な概念/3-12 配当は企業価値の先食い/3-13 自社株買いで「価値と価格の交換」の理解度を測る
第4章 M&Aによる価値創造
4-1 投資としてのM&Aを成功に導くためには/4-2 M&Aの種類と基本的知識/4-3 自力成長かM&Aによる成長かを決めるもの/4-4 会計のフィクション性を映す鏡―のれん
第5章 「負けない投資」実践のための思考訓練
5-1 さまざまな企業価値評価方法とアプローチ検証/5-2 運転資本のマネジメントこそがキャッシュ・フロー創出のカギ/5-3 価値の源泉と強み弱みを確認するバリュードライバー分析/5-4 バリュー投資はセクターを選ばない/5-5 バリュー投資の対象となる企業について再考察/5-6 真のバリュー投資は「時間を味方につける投資」