内容紹介
語りの最中に突然「言葉に喉を掻き裂かれた」語り部ソリボの謎の死を中心に、口承と記述の出会いを描く、クレオール作家の代表作。
著者略歴
著：パトリック・シャモワゾー
1953年マルティニーク島生まれ。クレオール文学の代表的作家。92年『テキサコ』でゴンクール賞。『カリブ海偽典──最期の身ぶりによる聖書的物語』『幼い頃のむかし』『クレオールとは何か』（共著）など。
訳：関口 涼子
1970年東京生まれ。翻訳家、詩人。訳書に、ラヒーミー『灰と土』『悲しみを聴く石』、エシュノーズ『ラヴェル』など。多和田葉子、吉増剛造等の仏語訳や、漫画の翻訳なども手がけている。
訳：パトリック・オノレ
1961年、フランス、マルティーグ生まれ。翻訳家。夢野久作、山田風太郎、村上龍、綿矢りさ他の小説や、手塚治虫、水木しげる、杉浦日向子、谷口ジロー他の漫画をはじめとして、100点以上の日本の作品を仏訳。
ISBN：9784309206707
。出版社：河出書房新社
。判型：4-6変
。ページ数：248ページ
。定価：2200円（本体）
。発行年月日：2015年01月
。発売日：2015年01月19日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：FB。
