9年間にわたる、伝統的な日本の大企業の改革を追う
2017年4月、日本マイクロソフトなどで社長を務めた樋口泰行氏が、古巣であるパナソニックに入社した。
同年6月には、パナソニック代表取締役専務執行役員に就任。
あわせて、4つのカンパニーの一つであるコネクティッドソリューションズ社の社長、カンパニー長も任された。
2022年4月に発足するパナソニック コネクトの前身である。
樋口氏は、典型的な日本の大企業におけるカルチャー&マインド改革に取り組んだ。
それから9年。パナソニック コネクトは増収増益を達成し、さらに、社員の8割以上が改革を実感するという、大きな成果も生まれた。
典型的なJTC、すなわちジャパニーズ・トラディショナル・カンパニーだったパナソニック コネクトは、いかにして変わっていったのか。
本書では、樋口氏が着任してからの9年間に焦点を当て、社内10人のキーパーソンへのインタビューを通じて、改革のストーリーをひもとく。