底本：『明治・大正くらしの物語』上・下巻（ベストセラーズ／1978・1979年） ＊本書は底本2巻を合本とした。
＜特色＞
●人々の日々の暮らしを、700点以上もの豊富な写真とエピソード、聞き書きを交えた生き生きとした語り口で伝える、庶民の暮らしの一大パノラマ！高度経済成長を終えた1970年代からみた庶民クロニクル、待望の復刊です！
●30の身近なテーマから明治・大正・昭和の生活を見つけ出す、「読む」レファレンスとして。日本近代史に親しむための格好の入門書です。
＜主要目次＞
上巻
瓦斯燈と電燈
カフェ・ミルクホール・ビヤホール
懐かしい町と村暮らしの物語
写真機と写真師
遊びと玩具
煙草と燐寸
台所の道具
薬売り
歯磨きと石鹸
西洋料理と西洋菓子
万年筆と事務機
引札
風景は凝固しない 草森紳一
明治・大正のオモチャと遊び 多田敏捷
大道あきない 日影丈吉
大正初期の子供 宮尾しげを
下巻
人力車と自転車、ポンポン蒸気
ストーブとマントルピース
新しい暮らし方と新奇な道具
置時計と懐中時計
尋常小学校
百貨店物語
麦酒の話・珈琲の話
西洋館と洋風意匠
お湯屋・夜店・縁日
洋行
雑誌と絵本、紙玩具
川の道、鉄の道 相澤韶男
唖蝉坊とその時代 尾崎秀樹
オルゴールと蓄音機の話 吉原淳次
北海道におけるストーブの歴史 矢島睿
自転車の開発と日本への上陸 佐野裕二
