はしがき
第一章 高麗時代の縁坐・連坐制について
はじめに 一. 高麗時代以前の縁坐・連坐制
二. 高麗時代の刑法と縁坐・連坐制
三. 高麗時代の縁坐・連坐制運用の実態と事例
四. 大明律導入の論拠 むすび
第二章 高麗末・朝鮮初期の私兵と文・武官制成立の史的意義
はじめに 一. 私兵保有の様相とその政治的影響
二. 私兵保有の禁止 三. 武科の設置と官制における武官の地位
四. 大明律の刑律と謀叛大逆罪の縁坐制
五. 私兵保有に対する後代の議論 むすび
第三章 朝鮮時代初期における王位継承争いと「投壺」儀礼
はじめに 一. 太宗の王位簒奪経緯
二. 世宗の王位継承 三. 世祖の王位継承
四. 朝鮮時代以前の「投壺」儀礼
五. 朝鮮時代における「投壺」儀礼の展開状況
六. 成宗代における「投壺」儀礼の新たな展開 むすび
第四章 一八世紀朝鮮国の儒学界とそれがみた日本の儒学
はじめに 一. 一八世紀朝鮮国の儒学界の推移
二. 日本の儒学界に対する認識 むすび
第五章 日・韓国交正常化期(一九六四―六六年)における韓国の対日文化意識
―宗教を中心に―
はじめに 一. 対日民族感情
二. 思想文化(創価学会・天理教など)に対する民族意識
三. 大韓天理教 四. 韓国政府の対日宗教文化政策
五. 『韓国宗教史』にみえる天理教の教義理解
六. 「社会団体登録法改正案」の国会提案
七. 国会選挙と大韓天理教 むすび
第六章 朝鮮時代初期における「虎」とその社会
はじめに 一. 虎の棲息状況
二. 王朝政府の虎に対する政策 三. 虎をめぐる説話の形成
四. 虎皮の使途 五. 虎皮による日本との交流 むすび
第七章 一七・一八世紀の朝鮮国における「虎」とその社会
はじめに 一. 虎の棲息状況 二. 実学派儒者の虎に対する見解
三. 虎による被害の状況 四. 虎害防護対策
五. 虎を捕獲するための組織 六. 虎捕獲奨励策とその論賞
七. 虎の捕獲方法 八. 虎皮の用途 九. 虎豹皮の交易状況 むすび
第八章 歴史地理書『擇里志』について
はじめに 一. 『擇里志』が著述された時代の政治的・社会的背景
二. 『擇里志』の内容 三. 著者の来歴について
四. 『擇里志』の書名について 五. 活字印刷本と日本語訳本について
六. 写本の校訂について 七. 『擇里志』に対する研究状況 むすび
あとがきに代えて―研究の原点を振り返って