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《束の間の幻影 Op.22》は1915年から1917年にかけて作曲された全20曲によるピアノ組曲。1918年にプロコフィエフ自身によって初演された。演奏レベルは中級程度で、わずか30秒未満から2分程度の短い作品が束ねられている。演奏会に限らずピアノ学習者の発表会の場でも演奏される作品。

[曲目]
①Op.20-1
②Op.20-2
③Op.20-3
④Op.20-4
⑤Op.20-5
⑥Op.20-6
⑦Op.20-7
⑧Op.20-8
⑨Op.20-9
⑩Op.20-10
⑪Op.20-11
⑫Op.20-12
⑬Op.20-13
⑭Op.20-14
⑮Op.20-15
⑯Op.20-16
⑰Op.20-17
⑱Op.20-18
⑲Op.20-19
⑳Op.20-20

解説：西尾 洋
作曲家。東京藝術大学作曲科を中退。リューベック音楽大学卒業後、同大学院作曲専攻修了。音楽理論分野では主にルネサンスとバロック時代の作曲技法を研究。上野学園大学准教授を経て、現在岐阜大学教育学部准教授、東京藝術大学音楽学部作曲科非常勤講師。雑誌「ムジカノーヴァ」および「音楽の友」（音楽之友社）に連載。

監：朴 久玲
桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学在学中にロシアへ渡る。チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院卒業後、同大学院修了。矢浪絢子、江戸弘子、M.Voskresensky氏に師事。日本、ロシア、韓国、フランス、ポルトガルにて、オーケストラ共演、リサイタル、音楽祭招聘、及びマスタークラスを行う。（株）ショパンから、モスクワ留学記「まあるいものさし」ほか、ヤマハ「ピアノの本」、カワイ「あんさんぶる」にて、エッセイを連載。桐朋学園大学教授。