2000年5月に他界した長岡鉄男は、オーディオを独特の世界観で評論することでオーディオマニアを超えて多くのファンを持ち、亡くなった現在も根強い人気を保持している。特に、スピーカー作りでは“職人の世界”をマニアだけではなく初心者にも分かりやすく理にかなった設計法で伝授することから各方面で高い評価と信頼を得ている。亡くなるまでに約700機種ともいわれるスピーカーの工作実例は、今なお多くのスピーカー工作愛好家のバイブルであり、手本となっている。
この企画は、スピーカー工作をする上での教科書というより、長岡鉄男の体験を基に理論づけられており、長岡的理論書として形成されている。内容は、長岡が論じるスピーカー工作の基礎知識と多くの読者から寄せられた質問に長岡が答えるQ&Aの「長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術①」再掲載そしてスピーカー工作になくてはならないユニット・データを完全改訂して編集した。