著:池波 正太郎
1923年、東京・浅草生まれ。下谷西町小学校を卒業後、兜町の株式仲買店に勤める。中学時代より高給をとるようになり、銀座界隈の名店や高級レストランで食べ歩くようになる。海軍に召集され、鳥取で敗戦を迎える。戦後、東京都の保健所職員として勤務するなかで、読売新聞社の演劇文化賞に戯曲を応募。46年、『雪晴れ』で入選する。その後、作家・長谷川伸の門下になり、新国劇の脚本・演出を担当する。長谷川伸のすすめで小説もてがけるようになり、60年、『錯乱』で直木賞を受賞。77年、『鬼平犯科帳』その他により吉川英治文学賞、88年に菊池寛賞を受賞。90年5月、逝去。『仕掛人・藤枝梅安』『剣客商売』などのシリーズ作品を展開し、今なお多くの読者を魅了している。