徳間文庫
破滅へと続く道 右か、左か
著:大石圭
紙版
内容紹介
著者渾身のエロス&サスペンス
その選択が間違っていないという確信、
あなたにありますか――?
人は一日に何度も分かれ道に立つ。
そして、ほとんど意識しないまま、どちらの道を行くべきなのかを瞬時に決める。
たとえば、今朝はどのスーツを着て会社に行くのか。多くの場合、どちらを選んだとしても人生が大きく変わることは、ない。
けれど、時には、その無意識の選択が人生を決定的に変えてしまうことが、あるかも。
あなたにはその選択が間違っていないという確信、ありますか――?
目 次
まえがき
第一話 春の分岐点『雪の中の仔猫』
第二話 夏の分岐点『破滅へと続く道』
第三話 秋の分岐点『暗い山道で』
第四話 冬の分岐点『命を拾った女』
第五話 再び春の分岐点『狭き門より入れ』
あとがき