著:イーヴァル・アロセニウス
1878~1909。スウェーデンに生まれ、17歳で芸術家になる決心をして画学校に入学。その後ストックホルムの芸術アカデミーへと進むが、自ら好きなように絵を描きたいと、故郷ヨーテボルイに戻る。ひとり娘のエヴァを「リッラン」と愛称で呼び、たいそうかわいがる。『リッランとねこ』は、娘のために描いた絵本。先天性の病気で1909年、30歳の若さで亡くなる。同年、『リッランとねこ』が出版され、以来、スウェーデンでは子どもの本の古典として、愛されつづけている。
訳:菱木晃子
1960年東京生まれ。父親の仕事の影響で、幼いころよりスウェーデンの文化に親しんで育つ。慶應義塾大学法学部卒業後、同大学文学部に学士入学。卒業後スウェーデンに渡り、スウェーデン語を学ぶ。スウェーデンの子どもの本の翻訳の第一人者。2009年、その功績を認められ、スウェーデン王国より北極星勲章受章。訳書に『白クマたちのダンス』(偕成社)、「ステフィとネッリの物語」シリーズ(新宿書房)、『ニルスのふしぎな旅』(福音館書店)など多数。