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われわれは仮想世界を生きている

AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」

著:リズワン・バーク
監:竹内薫
訳:二木夢子

紙版

内容紹介

あなたも映画「マトリックス」の世界にいる!
と気づくことになる

イーロン・マスクを魅了した未来地図
「シミュレーション仮説」とは?
ホーキング博士も、現実は50%だと考えた!

〝あなたの世界観はガラリと変わる!″


【レビュー】
人類が『マトリックス』のようなシミュレーションの中にいないと、どうしてわかるのだろうか。
――「ガーディアン」誌

バークは(中略)多次元宇宙、量子不確定性、そして――怖くなるか安心するかは別として――私たちが認識する現実は実のところ巨大なシミュレーションの一部であるという可能性について、説得力と洞察力に富む道案内を行っている。
――「パブリッシャーズ・ウィークリー」

本書は重要な1冊である。なぜなら、私たちを取り巻くものはすべてシミュレーションであるというアイデアに、真剣に、深く踏み込んでいるからだ。
このアイデアについてどのような意見を持っているとしても、本書はそれをもう一度考えるきっかけを与えてくれるだろう。だからこそ、本書は注目に値するのだ。
      ――ジミー・ソニ(『A MIND AT PLAY』
         クロード・シャノンの評伝の著者)

【本書の内容】
パートⅠ マトリックスの作り方
     〈コンピュータサイエンス〉
パートⅡ シミュレーションは
      私たちの世界をいかに説明するか
     〈物理学〉
パートⅢ シミュレーションは
      未解明の現象をいかに説明するか
     〈神秘思想〉
パートⅣ 諸説の統合

著者略歴

著:リズワン・バーク
リズワン・バーク(Rizwan“Riz“Virk)起業家、投資家、ビデオゲームパイオニア、インディーズ映画プロデューサー。また、MITゲームラボによってキャンパス内に設立された〈プレイ・ラボ〉の創始者でもあり、ベイビュー・ラボを運営している。マサチューセッツ工科大学(MIT)でコンピューター・サイエンス学士号、スタンフォード大学経営大学院で経営学修士号を取得。23歳のときに起業家精神に目覚めて以降、シリコンバレーなどで数多くのスタートアップの共同創業者、投資家、アドバイザーを務めている。ビデオゲームでは「タップフィッシュ」や「ペニー・ドレットフル」、インディーズ映画“Thrive“ほかを手がける。著書に“ZenEntrepreneurship““TreasureHunt“、そして本書の続編となる“TheSimulatedMultiverse“(いずれも未邦訳書)がある。
監:竹内薫
サイエンス作家。1960年東京生まれ。8歳から10歳までニューヨークの現地校に通う。東京大学教養学部教養学科、理学部物理学科卒業。カナダのマギル大学にて博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。科学雑誌『ネイチャー』の翻訳にも携わる。著書に40万部のベストセラー『99・9%は仮説』(光文社新書)、ロングセラー『「ファインマン物理学」を読む』『「ネイチャー」を英語で読みこなす』(講談社)、翻訳書に『奇跡の脳』(新潮文庫)、『科学の終焉』(監修:筒井康隆、徳間文庫)、『WHATISLIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。2016年、人工知能社会の到来を見据え、英語と日本語とプログラミングの先進グローバル教育に注力する「YESInternationalSchool」を開校。2018年に東京校を開校。
訳:二木夢子
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立。訳書に『OKR―シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』『TAKENOTES!——メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』(日経BP)、『CreativeSelection―Apple創造を生む力』(サンマーク出版)、『オリンピック全史』(共訳、原書房)、『EMPOWERED―普通のチームが並外れた製品を生み出すプロダクトリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

ISBN:9784198653934
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:408ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PDA