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トクマノベルズ

十津川警部 哀悼の列車が走る

著:西村京太郎

紙版

内容紹介

十津川&亀井、決死の捜査行

解説 山前譲

新宿歌舞伎町のクラブホステス・中村愛が絞殺死体で発見された。容疑者として浮上したのは、新宿署生活安全課の高橋警部。十津川警部とは同期だった。店のナンバーワンの売れっ子で、ストーカー被害に悩んでいた彼女の相談をうけたことから親しくなったという。幸いアリバイが成立し安堵した十津川だったが…。(哀しみの余部鉄橋)。東京発の最終ひかり号・グリーン個室に毎晩乗車する美女。その個室で会社社長の他殺体が発見された! 現場に残された香水の香り…。その日を最後に、その女が消えてしまったことから、その女が事件の容疑者と断定、十津川はその女を探し出すため、ある秘策を実行するが…(最終ひかり号の女)他、「殺しの風が南へ向かう」「北への危険な旅」「石勝高原の愛と殺意」の傑作5篇を収録。

殺しの風が南へ向かう
哀しみの余部鉄橋
最終ひかり号の女
北への危険な旅
石勝高原の愛と殺意

著者略歴

著:西村京太郎
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。十津川警部シリーズなどトラベル・ミステリ-から社会派推理まで幅広く活躍、読者の絶大な支持を受け、著作は640冊を超える。2021年逝去。

ISBN:9784198510015
出版社:徳間書店
判型:新書
ページ数:296ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ