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トクマノベルズ

黎明の書

巻之陸 翼あるもの

著:篠田 真由美

紙版

内容紹介

いざゆかん、聖都へ
吸血種と人間たちの未来は!?

小説家 篠田真由美×絵師 THORES柴本の
強力タッグで贈る新たなる吸血鬼譚、
ついに最終巻!

《貴種》と呼ばれる吸血鬼が支配する中世西欧的世界。

教会で養われていた少年ラウルは、
吸血鬼の少年イオアンと出会い、
従者となり、イオアンの住むシェミハザ城で
暮らすことになる。

しかし、城が急襲され、
彼らは共に都を目指して旅をすることになった。
その途中、遭遇する様々な出来事は、
まさに変革の兆しが見える世界と連動していた。
平穏に見えた世界が動き出すなか、
自らの運命を切り拓くため、
少年らは共に旅する。
「建築探偵」「龍の黙示録」シリーズが人気の
著者が描く、新たなる吸血鬼物語。

第一章 開扉
第二章 夢告
間章  蒼空
第三章 覚醒
第四章 聖都
終章  翼あるもの
あとがき

著者略歴

著:篠田 真由美
1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業。87年『北イタリア幻想旅行』を上梓。同年「五月よ高くオルガンを鳴らせ」が第6回すばる文学賞の最終候補となる。91年第2回鮎川哲也賞に応募した『琥珀の城の殺人』が最終選考に残り、翌年「黄金の13」の1冊として東京創元社より刊行される。ミステリから伝奇小説、ファンタジー小説まで幅広く執筆中。流麗な文体が特徴。代表作に『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズ、『龍の黙示録』シリーズなど。

ISBN:9784198509842
出版社:徳間書店
判型:新書
ページ数:464ページ
定価:1350円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ