トクマノベルズ
黎明の書
巻之陸 翼あるもの
著:篠田 真由美
紙版
内容紹介
いざゆかん、聖都へ
吸血種と人間たちの未来は!?
小説家 篠田真由美×絵師 THORES柴本の
強力タッグで贈る新たなる吸血鬼譚、
ついに最終巻!
《貴種》と呼ばれる吸血鬼が支配する中世西欧的世界。
教会で養われていた少年ラウルは、
吸血鬼の少年イオアンと出会い、
従者となり、イオアンの住むシェミハザ城で
暮らすことになる。
しかし、城が急襲され、
彼らは共に都を目指して旅をすることになった。
その途中、遭遇する様々な出来事は、
まさに変革の兆しが見える世界と連動していた。
平穏に見えた世界が動き出すなか、
自らの運命を切り拓くため、
少年らは共に旅する。
「建築探偵」「龍の黙示録」シリーズが人気の
著者が描く、新たなる吸血鬼物語。
第一章 開扉
第二章 夢告
間章 蒼空
第三章 覚醒
第四章 聖都
終章 翼あるもの
あとがき