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文春新書

磯田道史と日本史を語ろう

著:磯田 道史

紙版

内容紹介

日本史を語らせたら当代一! 磯田道史が、半藤一利、阿川佐和子、浅田次郎、養老孟司ほか、各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くす。最新科学で探る日本人の起源から、歴史上のリーダーたちの品定め、弥生式土器を自作した少年時代を語った「磯田道史ができるまで」など、歴史好きなら参加したくなる歴史談義。目からウロコの連続です。
・DNAでここまでわかった日本人のルーツ
・頼朝から家康まで リーダーの知られざる素顔
・信長はアスリート体形?
・秀吉、淀殿の「カルテ」を読むと
・家康自ら調合した薬が現存する?
・昌平坂学問所の首席を輩出した会津の教育
・「靖国の原型」は柳川藩と薩摩藩?
・龍馬 刀傷三十八カ所の意味
・スパイ戦に長けた西郷兄弟
・学歴エリートの陸軍、海軍の武士道 ほか

目次

「磯田道史」ができるまで
×阿川佐和子
磯田さんの少年時代から、西郷隆盛、大久保利通を生んだ郷中教育まで。

日本史のリーダーを採点する
×半藤一利
「切り捨て力」の信長、頼朝の「独創性」。矛盾が魅力の尊氏と隆盛。

日本人の不思議な起源
×篠田謙一・斎藤也
本土日本人の遺伝子を解析すると、縄文系が1~2割、弥生系が8~9割
DNA最新研究が解明した新しい人類史


信長はなぜ時代を変えられたのか?
×堺屋太一・小和田哲男・本郷和人
「目に見えるもの」だけを信じた合理主義者、日本史上稀有なリーダーの正体に迫る!

戦国武将の養生訓
×酒井シヅ
信長はアスリート体形だけど高血圧? 医学史から垣間見える英雄たちの「健康診断」


徳川家康を暴く
×徳川家広
徳川家第十九代当主と語り合った家康の生き残り戦略、組織づくり、人生観


幕末最強の刺客を語る
×浅田次郎
これまで描かれなかった新選組「最後の大物」。幕末の京都から西南戦争を生き抜いた男の軌跡


歴女もハマる! 幕末のヒーローたち
×杏
“正統派歴女”杏さんと語り明かす、忘れがたい激動期の男たち女たち

「龍馬斬殺」の謎を解く
×中村彰彦
当時の政治状況、龍馬の死生観など、諸説飛び交う維新史の謎を広い視野で徹底追究


脳化社会は江戸から始まった
×養老孟司
近世はシンボリズムの時代だった。リアルとのつながりを取り戻すためには?


鎖国か開国か? グローバリズムと日本の選択
×出口治明
激変の戦国、幕末から現代日本の進むべき道を探る


幕末からたどる昭和史のすすめ
×半藤一利
昭和の敗因を探っていくと、幕末維新にたどり着く――近代日本に何が起こったのか?

ISBN:9784166614387
出版社:文藝春秋
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2024年01月
発売日:2024年01月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NH