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東西ユーラシアを統合するモンゴル帝国が動き出す

4月から始まった、3か月であこがれの教養やスキルをマスターする新シリーズ。第1段は『3か月でマスターする世界史』。5月号のテーマは「モンゴルが変えた世界」。

モンゴル前夜の遊牧国家が群雄割拠する時代から、東西ユーラシアを統合したモンゴル帝国の興亡、モンゴル帝国なき後、繁栄の場が陸から海洋に移り、大航海時代が到来するまでを紹介。

広大なアジアでは、遊牧、農耕、商業の三要素が交錯しながら、さまざまな勢力が分裂と統合を繰り返し、歴史を動かしてきた。

アジアに軸足をおいた新たな視点で世界史を知ることで、今世界で起きていることの深層が見えてくる。
過去、挫折した人でも、あこがれの世界史の知識や教養が自分のものに！


第5回　多極の共存　遊牧国家と中華王朝
第6回　モンゴル拡大　東西の統一
第7回　モンゴル時代　空前の東西交流
第8回　帝国の解体　ティムールとルネサンスへ

第5回　多極の共存　遊牧国家と中華王朝
第6回　モンゴル拡大　東西の統一
第7回　モンゴル時代　空前の東西交流
第8回　帝国の解体　ティムールとルネサンスへ

著：岡本 隆司
早稲田大学教授・京都府立大学名誉教授。1965年生まれ。専攻は東洋史、近代アジア史。『腐敗と格差の中国史』（NHK出版）、『近代中国と海関』『属国と自主のあいだ』（ともに名古屋大学出版界会、前者で大平正芳記念賞、後者でサントリー学芸賞を受賞）、『物語 江南の歴史～もうひとつの中国史』（中公公論新社）、『悪党たちの中国帝国』（新潮社）など、著書多数。

著：古松 崇志
京都大学教授。1972年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士（文学）。専攻はユーラシア東方史。著書に『草原の制覇　大モンゴルまで　シリーズ中国の歴史③』（岩波書店）などがある。

著：宮 紀子
京都大学助教。徳島県出身。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士（文学）。著書に『モンゴル時代の「知」の東西　上・下』（名古屋大学出版会）、『モンゴル帝国が生んだ世界図』（日本経済新聞出版社）などがある。