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仕事と人間(上) 1

70万年のグローバル労働史

著:ヤン・ルカセン
訳:塩原 通緒
訳:桃井 緑美子

紙版

内容紹介

ヒトは働かずにはいられない! 

ヨーロッパ中心の労働史観に風穴を開ける、人類始まって以来の労働の世界史。
すべての時代において、常に家庭が仕事の基盤にあった。家事労働に始まる仕事の歴史は小さなコミュニティから大きなコミュニティへと社会的な労働へと発展した。私たちにとって仕事とは何か、仕事に見出す人生の意味、協力する喜び、そして公平性への希求は、狩猟採集時代から私たちのDNAに組み込まれている。
私たちが仕事から解放されるユートピアは、ほんとうに私たちを幸せにするのか? これからの働き方を考えるための必読書。

はじめに
序章
第1部 人間と仕事~70万年前から1万2000年前まで
第1章~第3章
第2部 農業と分業~紀元前1万年から紀元前5000年まで
    第4章~第7章
第3部 新しい労働関係の出現~紀元前5000年から紀元前500年まで
    第8章~第10章
第4部 市場に向けての仕事~紀元前500年から後1500年まで
    第11章~第15章
第5部 労働関係のグローバル化~1500年から1800年まで
    第16章~第17章

目次

はじめに
序章
第1部 人間と仕事~70万年前から1万2000年前まで
第1章~第3章
第2部 農業と分業~紀元前1万年から紀元前5000年まで
    第4章~第7章
第3部 新しい労働関係の出現~紀元前5000年から紀元前500年まで
    第8章~第10章
第4部 市場に向けての仕事~紀元前500年から後1500年まで
    第11章~第15章
第5部 労働関係のグローバル化~1500年から1800年まで
    第16章~第17章

著者略歴

著:ヤン・ルカセン
1947年生まれ。労働史を専門とする歴史学者。アムステルダム自由大学名誉教授。オランダの国際社会史研究所(IISH)の研究部長を長く務めたのち、現在は同研究所の名誉研究員。
訳:塩原 通緒
翻訳家。訳書にリサ・ランドール『ワープする宇宙』『宇宙の扉をノックする』『ダークマターと恐竜絶滅』(いずれもNHK出版)、スティーブン・ピンカー『暴力の人類史』(青土社)共訳、フランク・M・スノーデン『疫病の世界史 上・下』(明石書店)共訳、モーテン・H・クリスチャンセン, ニック・チェイター『言語はこうして生まれる』(新潮社)、ダロン・アセモグル, サイモン・ジョンソン『技術革新と不平等の1000年史』(早川書房)共訳など。
訳:桃井 緑美子
翻訳家。訳書にフィリップ・E・テトロック『専門家の政治予測』(みすず書房)共訳、フランク・M・スノーデン『疫病の世界史 上・下』(明石書店)共訳、ダン・ノット『ライフライン』(河出書房新社)、トム・ヴァンダービルト『ハマりたがる脳』、フィリップ・ボール『枝分かれ』(いずれも早川書房)、ジョナサン・バルコム『魚たちの愛すべき知的生活』(白揚社)、ジョン・フランクリン『子犬に脳を盗まれた』(青土社)、ティモシー・フェリス『スターゲイザー』(みすず書房)など。

ISBN:9784140819593
出版社:NHK出版
判型:4-6
ページ数:464ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF