ソ連のコメコン政策と冷戦
エネルギー資源問題とグローバル化
著:藤澤 潤
紙版
内容紹介
冷戦期ソ連・東欧関係の実態をエネルギー危機に対するソ連・東欧諸国の対応から解明する.中近東の産油国をも含めたグローバルな視点からこの問題を検討することによって,新たな分析パラダイムを導入し,グローバルな冷戦史のなかにソ連・東欧を位置づける.
目次
序 章 資源・エネルギー問題から見るソ連・コメコン関係
第一章 ソ連の対ドイツ経済政策と体制間競争の論理――スターリンからフルシチョフへ
第二章 コメコン経済改革の試みとその限界
第三章 ソ連の対イラン・アフガニスタン政策と天然ガス
第四章 イラク石油をめぐるコメコン協調の試み
第五章 石油危機への対応
第六章 資源超大国構想とその限界
終 章 グローバルな資源・エネルギー史のなかのソ連・コメコン関係
Soviet CMEA Policy and the Cold War:
The Energy Resource Problem and Globalization
Jun FUJISAWA
ISBN:9784130261630
。出版社:東京大学出版会
。判型:A5
。ページ数:324ページ
。定価:8000円(本体)
。発行年月日:2019年02月
。発売日:2019年02月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC。