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中公新書 2719

近代日本外交史

幕末の開国から太平洋戦争まで

著:佐々木雄一

紙版

内容紹介

1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争へと突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みを通観する。近年の研究をふまえた最新の近代日本外交論。

著者略歴

著:佐々木雄一
佐々木雄一
1987年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。首都大学東京法学部助教、明治学院大学法学部専任講師などを経て、現在、明治学院大学法学部准教授。専攻は日本政治外交史。著書に『帝国日本の外交1894-1922』(東京大学出版会、2017年)、『陸奥宗光』(中公新書、2018年)、『リーダーたちの日清戦争』(吉川弘文館、2022年)など。

ISBN:9784121027191
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS