新潮選書
予測学
未来はどこまで読めるのか
著:大平 徹
紙版
内容紹介
「予測」や「予想」なしには生きていけない私たち。ウイルスの感染率、天気予報、地震・噴火、エスカレーター乗降時の無意識な動き、文字変換、自動運転、株式市場、開票結果、世論調査、平均寿命、ガン患者の余命―社会は「予測」に満ちている。スパコンなど科学技術の進歩により、この傾向はどこまで進むのか。自然現象、社会現象などの「予測」を気鋭の数理学者が読み解く。