新潮選書
政治改革再考
変貌を遂げた国家の軌跡
著:待鳥 聡史
紙版
内容紹介
あの改革は、憲法改正をも凌駕する時代の画期だったのか? まさに平成が始まろうとしていた頃のこと、政治シーンのあちこちで「改革」の二文字が見られるようになった。以来30年、日本の統治システムは改革の名のもと、静かに、しかし激しく変貌を遂げてきた。選挙制度、行政、日銀・大蔵省、司法制度、地方分権……現在の政治を作り出した壮大な理念とその帰結を読み解く。