新潮文庫
人生について
著:西尾 幹二
紙版
内容紹介
生きる苦しみと理不尽、そして死の恐怖……人生には解決のつかない難問が横たわっている。稀代のモラリストが怒り・虚栄・孤独・退屈・羞恥・嘘・宿命・教養・苦悩・権力欲といった現代人の問題について冷静な人間観察と鋭い心理洞察に基づいた思索を重ね、自身の体験を交えつつ平易な文章で語る。著者が「最高の作品」と自任する本格的エッセイ集。『人生の深淵について』改題。