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新潮文庫

広重ぶるう

文庫版

著:梶 よう子

紙版

内容紹介

描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの「藍色」で――。武家に生まれた歌川広重は絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞。広重の美人画や役者絵は酷評され、鳴かず飛ばず。切歯扼腕するなかで、広重が出会ったのは、舶来の顔料「ベロ藍」だった。遅咲きの絵師が日本を代表する「名所の広重」になるまでの、意地と涙の人生を鮮やかに描く傑作。新田次郎文学賞受賞。

ISBN:9784101209555
出版社:新潮社
判型:文庫
ページ数:512ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年01月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB