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小学館101新書

品格の原点

いまなぜ「日本道徳論」なのか

著:西村 茂樹
著:尾田 幸雄

紙版

内容紹介

日本人が忘れてしまった「大切な生き方」がここにある

老人遺棄、育児放棄、家庭崩壊、、、「道徳喪失」は日本人に何をもたらしたのか!
今日、地球規模で進行するグローバル化、情報革命の渦中にあって、自信を喪失し、道徳的な基軸を失い、品格を忘れてしまった現代の日本人にとって、幕藩体制の瓦解と明治維新という歴的大変動の中で否応なく欧化文明の巨大な渦に巻き込まれていった明治人の生き方を問うた『日本道徳論』はまさに至言の書。本書は、その古典的名著、待望の現代語訳である(『品格の原点』と改題)。
著者の西村茂樹は、明治時代の教育家、思想家。「道徳の教えは、いまの日本にとってどれほど大切なものか」から「道徳の教えは、どのように実行すればよいか」まで、勤勉、節倹、剛毅、忍耐、信義を説く著者のメッセージは、日本人が忘れてしまった「大切な生き方」を改めて問い直すきっかけとなるはずである。

【編集担当からのおすすめ情報】
『国家の品格』の著者、藤原正彦氏が推薦文を寄せている。「百年前の道徳論が、今、とても新鮮だ。驚くべきことである。悲しむべき事でもある」

ISBN:9784098250929
出版社:小学館
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2010年10月
発売日:2010年10月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX