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梨本宮伊都子妃の日記〔小学館文庫〕

皇族妃の見た明治・大正・昭和

著:小田部 雄次

紙版

内容紹介

「そも皇室婚嫁令定まりてより初めて、皇族第一番の御婚儀、実に名誉此上なし。十九年の長年月、親の御膝下に成長し、何の苦もなく幸福なる生活を続け、夢の間に十九年は経ちた。あゝ今日よりは皇室の人となり、世に立たねばならぬ身、思へば只心配のみ」(伊都子妃の日記 明治33年11月28日より)。侯爵鍋島家に生を受け、皇族梨本宮家に嫁ぎ、そして太平洋戦争後は平民となった伊都子妃。明治・大正・昭和の各時代を、77年間にわたって綴った日記が、その波瀾の生涯を紡ぎ出す。近代日本の歩みを読み解く道標となる本、待望の文庫化。

ISBN:9784094083255
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:592ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2008年11月
発売日:2008年11月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY