感動は、47年未来に待っていた!
逆境に遭いながらも、人は人生をこんなにも面白く展開できるのだろうか、ということをこの本は物語る。ラグビーで負傷したことがきっかけで画家となり、未知の世界を訪ね歩いて、そこに作者は本当の楽園を探し当てる。そこはサーカス。そして何よりもピエロに魅了され、それを一生の題材として、人生を、人間を、そして人々が求める究極の平和な世界を描き出そうと努める。その過程での様々な人との出会いは、作者の人生に少なからず影響を与え、その積み重ねが、いつの間にか作者を不思議な世界へと導いて行く道筋は、信じられないほど爽快な道程である。それが波動のように何度も繰り返されて、海を越え大きな出来事へと発展して行く様には、人間の持つ無限の可能性が秘められている。人間讃歌でもあるこの物語は、ノンフィクションとは思えないほどの地球規模的なスケールで、読者を飽きさせることなく魅惑の世界へと誘って行く。この本には、人生の面白さが至る所に記されていて、生きる意味とその魅力に気づかされる。人間の持つ可能性を芸術の域にまで高めていく、作者の限りない探求心を描いたこの本は、どこにも見ることが出来ない類い稀な珠玉の一冊である。
【編集担当からのおすすめ情報】
・後書きと帯メッセージは、岡部氏の絵と生き方をこよなく愛する女優・吉行和子氏。独自の芸術的視点から、岡部氏の人生に照明を当てます。
・ピエロの愛好家はもとより、サーカスやシルク・ドゥ・ソレイユなどに興味のある方々にも、サーカスの影の主役・ピエロの名手達が総覧できる圧巻の読み物です。