出版社を探す

コロタン文庫 212

恐竜なんでも全(オール)百科

著:藤田 将人
絵:山本 匠
監:冨田 幸光

紙版

内容紹介

恐竜を中心に恐竜の時代を生きた動物を紹介

最近の研究によれば、最初の恐竜が現れたのは、今からおよそ2億4000万年ほど前と言われます。大きさも、くらしかたも様々な恐竜たちは、主に中生代とよばれている時代にさかえました。
そして、恐竜は現在でも生き続けています。そう、私たちがふつう「鳥類」として考えている動物たちは、実は恐竜のなかまなのです。
恐竜には、さまざまな種類がありました。首や尾の長い巨大恐竜、鋭い歯をもった肉食恐竜、背中や尾などにとげやこん棒のようなものをつけて武装した恐竜、頭に角をはやしたり、とさかのような装飾をつけた恐竜…。
もちろん、恐竜だけで生きていたわけではありません。本書では、恐竜を中心に、大昔の生物たちを、五十音順に、カラーイラストで紹介しています。
恐竜に関する研究は、いままさに伸び盛りのときです。アメリカ、ヨーロッパだけでなく、中国やモンゴル、南米や日本からもいろいろな発見がなされ、様々な研究が行われており、論文として発表されています。まさに「10年ひとむかし」といって良いでしょう。
本書では、出来うる限り最新で、なおかつ信頼の置ける情報をとりあげました。


【編集担当からのおすすめ情報】
これまで日本で発見され、学名のついた(論文として発表された)恐竜には、フクイサウルス、フクイラプトル、アルバロフォサウルスがあります。
本書では、これらの恐竜も出ています。
そして2010年の6月にはフクイティタン(Fukuititan nipponensis )が発表されました。これは首と尾が長く四本脚で歩いた恐竜です。この本ではこのフクイティタンも解説してあります。フクイティタンの解説は、児童書では本書がおそらく世界で初めてです。
10年前と比べると新しく発見された恐竜の数は飛躍的に増え、考え方も、かなり変わってきています。
想像すら出来なかった事実も、次々にあきらかになってきました。
恐竜を通して、生物の進化や、私たちが今ここに居る意味なども考えられたらと思います。

ISBN:9784092812123
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:192ページ
定価:850円(本体)
発行年月日:2010年06月
発売日:2010年06月15日