内容紹介
小説家の夫と妻は、住み慣れた家からの引っ越しを考え始めた。長いつきあいの友人たちやまわりの人々、日々の暮らしの中でふと抱く静かで深い感情、失って気づく愛着、交錯する記憶。かけがえのない時間を描く、著者4年ぶりの長編小説。
「どこまでも伸びる一日。そして過ぎてみれば、たった一日。」(本書より)
著者略歴
著:滝口 悠生
1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞し、デビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞を受賞。2016年、「死んでいない者」で芥川賞を受賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』がある。
ISBN:9784065236147
。出版社:講談社
。判型:4-6変
。ページ数:354ページ
。定価:2250円(本体)
。発行年月日:2021年06月
。発売日:2021年06月30日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。