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人体を描きたい人のための「美術解剖学」

著:金井 裕也

紙版

内容紹介

【上達したい人のための「美術解剖学」!】

人体をリアルに描くためには、骨や関節、そして筋の付き方といった解剖学的な知識が欠かせません。
そういった基礎知識を踏まえたうえで、人体の動きや、体表にあらわれる凹凸を捉えることができれば、
イラストは生き生きとしたものになるのです。

本書は、人体の特徴や動きをつかむための【基礎編】と、
動きのある人体を描くための【実践編】で構成されています。
【基礎編】では、精密に描かれた解剖学的なイラストで、
人体とその動きに対する理解を深めることが
できます。
そして【実践編】では、「動きの少ないポーズ」から「動きの大きいポーズ」までを網羅。
「動き」を描くコツがわかります。
また、人体の構造を確認できるよう、骨・筋のイラストが添えられています。

デッサン、コミック、アニメーションなどに携わる人、イラストの上達を目指す人、必携の1冊です。


《本書の内容》
【基礎編】
第1章 人体の基礎知識と特徴
 ――人体を描くために知っておくべき基本的な解剖学の知識と、人体の特徴のつかみ方
 体表から触れるポイント/全身の筋/全身の骨/全身の関節/男性と女性の違い  ほか

第2章 全身の筋とその動き 
 ――体表にあらわれる筋はどこについているのか、そして、筋は体表にどのような凹凸をもたらしているのか
 表情筋/頸部の筋/胸部・背部の筋/腹部・背部の筋/殿部の筋/肩の筋/上腕の筋/前腕の筋/手の筋/手のいろいろな動き/大腿の筋/下腿の筋/足の筋/下肢のいろいろな動き

【実践編】
第3章 人体のさまざまな動きを描く
 ――動きの少ないポーズから動きの大きいポーズまで、「動きのある人体」を描くコツ
 〔動きの小さいポーズ〕立つ/歩く/階段を上る/座る/寝る/食べる/飲む/スマホを使う/本を読む/手を洗う/着替える/かばんを持つ/拍手/手をつなぐ  ほか
 〔動きの大きいポーズ〕走る/ジャンプ/野球/サッカー/テニス/バスケットボール/バレーボール/卓球 ほか

著者略歴

著:金井 裕也
1951年群馬県生まれ。1977年東京芸術大学美術学部絵画科油絵専攻卒業。科学雑誌『NEWTON』創刊号よりイラストを担当。1983年より医学イラストの制作を開始し、現在に至る。2000ー2004年には東京医科歯科大学医学部機能解剖学教室にて受講、解剖実習に参加、解剖図譜を制作する。2009ー2014年、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)通信教育部[自然学4]非常勤講師。『新版 からだの地図帳』『人体スペシャル 胸部の地図帳』『カラー図解 新しい人体の教科書(上・下)」(いずれも講談社)を始めとする多くの書籍のほか、「特別展 人体ー神秘への挑戦ー』(国立科学博物館)でもイラストを制作。URL : www.yuuyak.com

ISBN:9784065215692
出版社:講談社
判型:B5
ページ数:128ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ABA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WF