内容紹介
百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作長編がついに!
殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。
消えた三つの他殺体を追う刑事。
妖光に翻弄される学僧。
失踪者を追い求める探偵。
死者の声を聞くために訪れた女。
そして見え隠れする公安の影。
発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、
縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。
シリーズ最新作。
著者略歴
著:京極 夏彦
【京極夏彦(きょうごく・なつひこ)】1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年「後巷説百物語」で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。16年遠野文化賞、19年埼玉文化賞受賞。22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞受賞。
ISBN:9784065150450
。出版社:講談社
。判型:新書
。ページ数:832ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2023年09月
。発売日:2023年09月14日。