講談社選書メチエ 531
ドイツ観念論
カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル
著:村岡 晋一
紙版
内容紹介
「いま」「ここで」、〈それでよい〉と語る勇気。近代的思考の基礎を作ったドイツ観念論の四人の代表的哲学者。彼らの思想の核心には、歴史の「これから」におのれの身一つで踏み出す勇気と決断があった。先達の思想を受け継ぎ、かつ乗り越えて行くダイナミックな思想の歩みを、これまでになく平易かつ明快に解説する。(講談社選書メチエ)
「いま」「ここで」、<それでよい>と語る勇気
近代的思考の基礎を作ったドイツ観念論の四人の代表的哲学者。彼らの思想の核心には、歴史の「これから」に、おのれの身一つで踏み出す勇気と決断があった。先達の思想を受け継ぎつつ、かつ乗り越えて行くダイナミックな思想の歩みを、これまでになく平易かつ明快に解説する。
[本書の内容 ]
●ドイツ観念論とは?
●カント『純粋理性批判』の「歴史哲学」
●フィヒテの『知識学』──フランス革命の哲学
●シェリング──自然史と共感の哲学
●ヘーゲル『精神現象学』──真理は「ことば」と「他者」のうちに住む
目次
序章 ドイツ観念論とは?
第一章 カント『純粋理性批判』の「歴史哲学」
第二章 フィヒテの『知識学』──フランス革命の哲学
第三章 シェリング──自然史と共感の哲学者
第四章 ヘーゲル『精神現象学』──真理は「ことば」と「他者」のうちに住む
あとがき
引用文献
参考文献