講談社選書メチエ 438
アーリア人
著:青木 健
紙版
内容紹介
スキタイ人・メディア人・ペルシア人・バクトリア人・パルティア人……史上最初の騎馬民族にして壮大なる世界帝国の樹立者。ユーラシア大陸を舞台に興亡を繰り返す諸民族の足跡を、「アーリア性」をキーワードに気鋭のイラン学者がたどる。(講談社選書メチエ)
世界最大の「民族」二千年の壮大なドラマ。 史上最初の騎馬民族にして壮大なる文明の創設者。ユーラシア大陸を舞台に興亡を繰り返すイラン・インド・ヨーロッパ諸民族の足跡を、気鋭のイラン学者がたどる。
目次
第1章 「アーリア人」とは――古代オリエントとイスラームを繋ぐもの
第2章 ウクライナ平原と中央アジアの草原の覇者としてのイラン系アーリア人騎馬遊牧民
第3章 世界帝国の樹立者、東西交易の担い手としてのイラン系アーリア人定住民
第4章 イスラーム時代以降のイラン系アーリア人
第5章 インド系アーリア人とヨーロッパ系アーリア人