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角川ソフィア文庫

山岡鉄舟の武士道

著:勝部 真長
著:門田 博

紙版

内容紹介

慶応4年、駿府の官軍本営に乗り込んで、徳川慶喜の恭順の意を伝え、江戸城無血開城への道を開いた至誠の人山岡鉄舟。その命がけの忠義の姿を西郷隆盛は「稀有の勇士」と讃えたという。禅によって剣の道を極め、剣によって禅を深める――、幕末・明治を駆け抜けた鉄舟の独特な剣禅一致の境地。その武士道論に、盟友勝海舟が軽妙洒脱な評論を加えた本書は、歴史的名著であると同時に、日本人の生き方の原点を示唆している。

目次



山岡鉄舟の生涯(勝部真長)

鉄舟先生に「武士道」談を聞く

武士道の要素──四恩──

現代社会の混迷と武士道

 海舟評論 1

武士道の起りとその発達

海舟評論 2

明治の御代の武士道

 海舟評論 3

武士道の精華──無我の実現──

 海舟評論 4

武士道を広義に解す

 海舟評論 5

おんな武士道

 海舟評論 6

文武両道の思想(勝部真長)
 一 鉄舟の「武士道講話」の背景
 二 文武両道の思想
 三 明治の指導層における武士的教養
 四 武士と軍人のちがい

付 録
参考文献
文庫版あとがき

ISBN:9784043485017
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:705円(本体)
発行年月日:1999年09月
発売日:1999年09月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX