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角川文庫

火狩りの王 〈三〉牙ノ火 3

著:日向 理恵子
絵:山田 章博

紙版

内容紹介

結界を破り首都に侵入した炎魔をなんとか食い止めた灯子たち。明楽は亡き兄の思いを胸に、願い文を届けるため神族の住む神宮に、煌四は〈蜘蛛〉の進攻を止めるため、自身が作った武器を手に工場地帯に向かう。しかし、一足先に天然の火を手にした〈蜘蛛〉の進攻は静かに始まっていた――。ひとり逃がされた灯子は燠火家の娘・綺羅と再会するが、彼女の前にも神族が現れる。彼らの狙いは一体何なのか。それぞれが戦いへと動き出す中、ついに千年彗星〈揺るる火〉が帰還する。

目次

第五部 魂の番犬
一 豪雨
二 星の追憶
三 道行き
四 雷鳴
五 いかずち
六 飛ぶ星
七 熾し火

第六部 小さ星
一 水辺の者
二 鳥の影 
三 明けの星
四 埋火
五 墓
六 地下の川
七 樹海

解説 山中由貴(TSUTAYA中万々店)

著者略歴

著:日向 理恵子
1984年、兵庫県生まれ。児童文学作家、日本児童文学者協会員。主な著書に、「雨ふる本屋」シリーズ、「火狩りの王」シリーズ、「すすめ!図書くらぶ」シリーズ、『魔法の庭へ』『日曜日の王国』がある。
絵:山田 章博
1957年高知県生まれ、京都府在住。漫画家、イラストレーター。1981年、『ぱだんぱだん』で漫画家デビュー。代表作は、『BEAST of EAST~東方眩暈録~』、『ロードス島戦記~ファリスの聖女~』など。イラストレーターとしても、多くの装画・挿絵を手掛けており、「十二国記」シリーズは二十余年にわたる代表作。その他、ゲーム、アニメのキャラクター原案、映画のコンセプトデザイン等も手掛ける。1996年、第27回星雲賞(アート部門)受賞。

ISBN:9784041128909
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2023年01月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ