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角川文庫

少年たちは花火を横から見たかった

著:岩井 俊二

紙版

内容紹介

やがてこの町から消える少女なずなを巡る典道とその仲間の少年たち。花火大会のあの日、彼らには何があったのか。少年から青年になる時期の繊細で瑞々しい時期の友情と初恋の物語。映像化されなかった幻のエピソードを復刻し、再構成し、劇場アニメ版にあわせて書き下ろされた、ファン待望の小説。テレビドラマ版『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のOAから、24年の歳月を経てよみがえる、原点ともいえる物語。岩井版の『銀河鉄道の物語』。本書の本編のあとに書き下ろされた「短い小説のための長いあとがき」には、本作品を、始まりの部分から深く楽しむための創作秘話が書かれている。

著者略歴

著:岩井 俊二
宮城県仙台市出身。1993年、テレビドラマ『if もしも~打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を演出し、日本映画監督協会新人賞を受賞。同作品は再編集され94年劇場公開。95年、初の長編映画『Love Letter』監督。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス(ショートフィルム)』など代表作を次々発表。2015年、長編アニメーション作品『花とアリス殺人事件』、16年『リップヴァンウィンクルの花嫁』を公開。

ISBN:9784041056035
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:160ページ
定価:480円(本体)
発行年月日:2017年06月
発売日:2017年06月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ