ハミングベアのくる村
著:キャサリン・アップルゲイト
訳:尾高 薫
紙版
内容紹介
パーチャンス村に住む少女ウィロディーンは、6歳のときに火事で家族を亡くし、近所の老女ふたりに育てられている。
村は、美しい巣を作る小さな動物ハミングベアが越冬のために飛来するので有名だが、近ごろ数がへっている。おまけに土砂崩れや山火事などにもみまわれ、観光客はへるばかり。
ウィロディーンはひとりで森を歩くのが好きで、ハミングベアよりも牙やかぎづめを持つ動物サケビーのほうがお気に入りだ。けれど、サケビーは観光のじゃまになるからと、村の猟師たちに駆除されている。
ウィロディーンは村の議会でサケビーを撃つのをやめてほしいと訴えたが、聞き入れてもらえず、サケビーの人形を抱きしめながら怒りの涙を流した。
すると、ふしぎなことがおこった。どこからか、本物の赤ちゃんサケビーがあらわれたのだ!
ISBN:9784037280307
。出版社:偕成社
。判型:4-6
。ページ数:222ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2023年12月
。発売日:2023年12月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFH。