岩波文庫 青323-6
神秘主義 キリスト教と仏教
著:鈴木 大拙
訳:坂東 性純
訳:清水 守拙
紙版
内容紹介
キリスト教神秘思想を代表する修道士エックハルト、中国、日本の禅僧の問答、真宗の念仏者の極点・妙好人の信心の世界、これら東西三者を宗教の普遍的真理「神秘主義」に連なるものとして、自在に論じる。大拙が戦後、英文で世界に発信、欧米人を感嘆・魅了した晩年の代表作。初の日本語訳を文庫。(解説=安藤礼二)
目次
序
凡 例
Ⅰ マイスター・エックハルトと仏教
Ⅱ 仏教哲学の基盤
Ⅲ “一刹那”とさとり
Ⅳ 永遠の光の中に生きる
Ⅴ 輪廻について
Ⅵ 十字架とさとり
Ⅶ このまま
Ⅷ 「南無阿弥陀佛」についての覚え書
Ⅸ 蓮如の「御文(章)」
Ⅹ 才市の手記より
注
訳者後記……………坂東性純
解説 大拙思想の到達点……………安藤礼二
ISBN:9784003332368
。出版社:岩波書店
。ページ数:374ページ
。定価:1100円(本体)
。発行年月日:2020年05月
。発売日:2020年05月19日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAC。