岩波文庫 緑24-9
島崎藤村短篇集
著:大木 志門
紙版
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内容紹介
島崎藤村(1872―1943)は,優れた短篇小説の書き手でもあった。その全短篇から11篇を精選。家庭の悲劇を描く「芽生」、下町情緒溢れる「柳橋スケッチ」、大震災の記録「子に送る手紙」、女性の人生を問う「ある女の生涯」、巣立つ子供を送る「嵐」…。多彩なテーマから、人生、社会、時代を凝視した作家の全容が立ち現れる。
目次
津軽海峡
並木
死
芽生
人形
平和の日
柳橋スケッチ
沈黙
ある女の生涯
子に送る手紙
嵐
注解
解説──「社会(よのなか)」と格闘した作家……(大木志門)
島崎藤村略年譜