著:石内 都
石内 都(いしうち みやこ)
1947年群馬県桐生市生まれ.神奈川県横須賀市で育つ.多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻,中退.
1979年,街の空気,気配,記憶をとらえた初期三部作のひとつ『APARTMENT』で第4回木村伊兵衛写真賞を受賞.同じ年生まれの女性の手と足をクローズアップした『1・9・4・7』以降,身体の傷跡を撮ったシリーズを展開.
2005年,母の遺品を撮影した『Mother's 2000-2005 未来の刻印』で第51回ヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選出され,世界的な注目を集める.
2007年より現在まで続く,原爆で亡くなった人々の遺品を撮影した『ひろしま』も国際的に評価され,近年は国内外の美術館やギャラリーで個展を多数開催.
2014年には子どもの着物を撮り下ろした『幼き衣へ』を発表するなど,布や記憶にまつわる作品に精力的に取り組んできた.
2014年には「写真界のノーベル賞」と言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞.