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現代の起点 第一次世界大戦

遺産

編:山室 信一
編:岡田 暁生
編:小関 隆

紙版

目次

Ⅰ 総説

 1 未完の戦争 小関 隆(京都大)

Ⅱ 暴力の連鎖

 2 「自決」と報復――「戦後の戦争」としてのアイルランド独立戦争 小関 隆(京都大)
 3 暴力の行方――革命,義勇軍,ナチズムのはざまで 藤原辰史(京都大)
 4 世界認識の転換と文化戦争 山室信一(京都大)

Ⅲ 「戦後」の模索

 5 帝国崩壊と東中欧の民族的再編の行方――オーストリア領ガリツィア戦線によせて 野村真理(金沢大)
 6 大戦間期イギリスから見た国際連盟と平和主義 津田博司(筑波大)
 7 ユダヤ移民とパレスチナ問題 向井直己(京都大研究員)

Ⅳ 現代の胎動

 8 ヨーロッパ統合にむけて――起点としての第一次世界大戦 遠藤 乾(北海道大)
 9 帝国ソ連の出現 伊藤順二(京都大)
 10 「アメリカの世紀」の始動 中野耕太郎(大阪大)

コラム
 公衆の幻影――リップマンと民主政への疑念 富永茂樹(京都大)
 アルザスと「国境」 中本真生子(立命館大)
 「中欧」の夢 板橋拓己(成蹊大)

シリーズ総括
 世界性・総体性・持続性をめぐって――振り返る明日へ 山室信一(京都大)

* 人名索引(シリーズ全体)

ISBN:9784000287142
出版社:岩波書店
判型:A5
ページ数:296ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2014年07月
発売日:2014年07月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHB