はしがき
凡例
第1章:仏国土の完全な浄化という序(仏国品第一)
第2章:考えも及ばない巧みなる方便(方便品第二)
第3章:声聞と菩薩に見舞い派遣を問う(弟子品第三)
声聞と菩薩に見舞い派遣を問う=続き(菩薩品第四)
第4章:病気の慰問(文殊師利問疾品第五)
第5章:“考えも及ばない”という解脱の顕現(不思議品第六)
第6章:天女(観衆生品第七)
第7章:如来の家系(仏道品第八)
第8章:不二の法門に入ること(入不二法門品第九)
第9章:化作された[菩薩による]食べ物の請来(香積仏品第十)
第10章:「尽きることと尽きないこと」という名前の法の施し(菩薩行品第十一)
第11章:“極めて楽しいところ”(妙喜)という世界の請来と“不動であるもの”(阿閦)という如来との会見(見阿閦仏品第十二)
第12章:結論と付嘱(法供養品第十三)
結論と付嘱=続き(嘱累品第十四)
解説 大乗仏教の興起と『維摩経』の思想
§サンスクリット原典の発見と諸翻訳間の異同
§戯曲『維摩経』のあらすじ
§インド仏教史の概略
§大乗仏教における在家の復権
§出家,十大弟子,弥勒,女性差別への批判
§積極的な利他行の原動力としての「空」
§言葉の否定と肯定
§仏教の平和・経済・政治思想
§おわりに
あとがき
和漢語索引
印欧語索引