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「量子力学選書」シリーズ

場の量子論 2

場の量子論(II)

著:坂本眞人

電子版

内容紹介

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本書ではファインマン・グラフを駆使しつつ、場の量子論において相互作用をどのように取り扱うかをできる限りわかり易く説明し、くりこみなどの理論的枠組みを理解してもらうよう努めた。
論理の飛躍をなくして、議論の流れを一歩一歩着実に追えるよう、他書では省かれているようなことがらにも紙面を割き、特に、すべての式を読者が確実に導けるよう導出過程を省略することなく丁寧に解説した。さらに重要な式に対してはその物理的な意味を詳しく述べた。

目次

第1章 場の量子論への招待 ―自然法則を記述する基本言語―
第2章 散乱行列と漸近場
第3章 スペクトル表示
第4章 散乱行列の一般的性質とLSZ簡約公式
第5章 散乱断面積
第6章 ガウス積分とフレネル積分
第7章 経路積分 ―量子力学―
第8章 経路積分 ―場の量子論―
第9章 摂動論におけるウィックの定理
第10章 摂動計算とファインマン・グラフ
第11章 ファインマン則
第12章 生成汎関数と連結グリーン関数
第13章 有効作用と有効ポテンシャル
第14章 対称性の自発的破れ
第15章 対称性の自発的破れから見た標準模型
第16章 くりこみ
第17章 裸の量とくりこまれた量
第18章 くりこみ条件
第19章 1ループのくりこみ
第20章 2ループのくりこみ
第21章 正則化
第22章 くりこみ可能性

JP-eコード:78532512JAAA01MBJE3X
出版社:裳華房
コンテンツ公開日:2021年02月03日
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