訳者まえがき●上地雄一郎
執筆者紹介
序文
第I部 メンタライジングの理論的基礎
第1章:イントロダクション
メンタライジングの発達的起源と逆境の衝撃
早期の逆境という状況下でのメンタライジングの発達
メンタライジングの多次元的性質
メンタライジングの文脈特異的・関係特異的な性質
メンタライジングにおけるバランスの喪失:前メンタライジング・モード
顕示的手がかりと認識的信頼
メンタライジングの社会的・文化的な脈絡
第2章:現代の神経科学的調査研究
MBTの神経科学的構成要素
神経科学に対する計算論的アプローチ:MBTにとっての示唆
結論
第3章:メンタライジングのアセスメント
メンタライジングの次元とメンタライジング・プロファイル
メンタライジングについての非構造的な臨床的アセスメント
メンタライジングについての構造化されたアセスメント
結論
第4章:メンタライジング,レジリエンス,認識的信頼
レジリエンスとは何か
メンタライジング,レジリエンス,“p”因子
メンタライジングと社会的想像
認識的信頼
第5章:メンタライジングとトラウマ
トラウマの発達心理生物学
メンタライジングと発達精神病理の視点から見たトラウマ
トラウマと愛着
トラウマ,コミュニケーション,およびレジリエンス
メンタライゼーションに基づくトラウマ治療の原則
結論
第II さまざまな精神疾患へのアプローチ
第6章:個人療法の技法
MBTアドヒアランス尺度
MBT導入グループ(MBT-I)
関係メンタライジング
関係パスポート
関係パスポートの使用
臨床実践における関係メンタライジング
関係メンタライジングの指標
プリテンド・モード
結論
第7章:青年と成人に対する集団療法
歴史的起源
MBT-Gに関する調査研究
MBT-Gの臨床実践
成人と青年のMBT-Gにおける必要不可欠な要素のまとめ
第8章(原書第10章):治療モデル
治療効果研究が私たちに教えるもの
精神病理の一般的要因に対する心理療法の一般的モデル
コミュニケーション・システム1:患者の人生と不調の性質について,モデルに基づく
非メンタライジング的システムにおけるメンタライジング・モデル
結論
第9章(原書第23章):抑うつ
メンタライゼーションに基づくアプローチの対象事例
抑うつとメンタライジング:理論的視点
治療の意味
結論
第10章(原書第19章):境界性パーソナリティ症
BPDの中核的な特徴
社会的認知の4つの次元におけるBPDのメンタライジング・プロファイル
次元を臨床実践に活かす
結論
第11章(原書第20章):コミュニティと刑事施設における反社会性パーソナリティ症
ASPDのメンタライジング・プロファイル
ASPDと前メンタライジング・モード
ASPDとよそ者的自己
MBT-ASPD:グループ治療
司法のコミュニティにおけるMBT
刑務所内におけるMBT
結論
第12章(原書第21章):回避性パーソナリティ症と自己愛性パーソナリティ症
回避性パーソナリティ症
自己愛性パーソナリティ症
結論
訳者あとがき●上地雄一郎
索引