出版書誌データベース

「人権を侵害される人たち」に着目し好評を得た入門書が、旧版刊行（2017年）以降の動向をうけ改訂。外国籍保持者やジェンダーをめぐる問題など、人権に関する動向を解説し、また新聞記者の目から人権問題に迫るコラムを新設した。

◆第１部　憲法とは何か
第１章　憲法の目的とは　（寺川 史朗）
第２章　２つの憲法のあいだに　（倉持 孝司）
第３章　人権保障のあゆみ　（濵口 晶子）
第４章　政治への参加とかかわり　（彼谷 環）
第５章　国会の役割と両院制の意義　（彼谷 環）
第６章　内閣のはたらきと国会との関係　（寺川 史朗）
第７章　裁判所のはたらきと私たちのかかわり　（寺川 史朗）
第８章　違憲審査　（三宅 裕一郎）
第９章　国民主権の下の天皇制　（川畑 博昭）
第10章　身近な政治と私たち　（小牧 亮也）

◆第２部　だれの、何のための人権か
第１章　国籍で人生を左右される人びと　（川畑 博昭）
第２章　人格をもつ子どもたちと学校　（彼谷 環）
第３章　働く者の尊厳　（寺川 史朗）
第４章　犯罪・刑罰と人権　（濵口 晶子）
第５章　市民が表現しようとすると　（小牧 亮也）
第６章　知る権利とメディアの役割　（濵口 晶子）
第７章　よりよい環境とくらし　（近藤 真）
第８章　個人として尊重され差別されずに生きる　（濵口 晶子）
第９章　ジェンダーを越えて生きる　（濵口 晶子）
第10章　人間らしく生きる権利　（前原 清隆）
第11章　国家により情報を管理される人　（川畑 博昭）
第12章　信仰をもつ人と国家の介入　（三宅 裕一郎）
第13章　学問の自由と大学の自治　（三宅 裕一郎）
第14章　主権者として期待されること　（小牧 亮也）

◆第３部　人権の基礎としての平和と憲法改正
第１章　平和のうちに生きるとは　（川畑 博昭）
第２章　憲法改正と私たちの責任　（寺川 史朗）

インターネットで生きた憲法問題を学ぼう　（前原 清隆）

新聞記者の眼　（佐藤 直子）

著：彼谷 環
彼谷 環（富山国際大学子ども育成学部教授）

著：川畑 博昭
川畑 博昭（愛知県立大学日本文化学部教授）