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問いかける法哲学

著:瀧川 裕英
著:米村 幸太郎
著:鈴木 慎太郎

電子版

内容紹介

賛否が分かれる15の論争的な問いを検討しつつ,法哲学の基礎的な概念や考え方がどのように役立つかを知る「いきなり実戦」型の入門書。自由/平等/法と国家の3部構成で,どの問いからでも読み始めることができる。

◎ 2016年10月16日の朝日新聞「文化の扉」欄で本書が紹介されました。また,2018年5月6日にも同じく朝日新聞で関連記事が掲載されました(「女性専用車両は男性差別か?」)。
◎ 大学入試対策用教材としても数多く活用されています。
◎ 法学部のみにとどまらず,広く文系一般の大学1~2年次生の基礎ゼミ用教材として最適です。

【目 次】
 はじめに
[第Ⅰ部 自 由]
01 ドーピングは禁止すべきか? 〔米村幸太郎〕
02 自分の臓器を売ることは許されるべきか? 〔鈴木慎太郎〕
03 犯罪者を薬物で改善してよいか? 〔若松良樹〕
04 ダフ屋を規制すべきか? 〔登尾章〕
05 チンパンジーは監禁されない権利を持つか? 〔野崎亜紀子〕
[第Ⅱ部 平 等]
06 女性専用車両は男性差別か? 〔松尾陽〕
07 同性間の婚姻を法的に認めるべきか? 〔土井崇弘〕
08 相続制度は廃止すべきか? 〔森村進〕
09 児童手当は独身者差別か? 〔瀧川裕英〕
10 年金は世代間の助け合いであるべきか? 〔吉良貴之〕
[第Ⅲ部 法と国家]
11 裁判員制度は廃止すべきか? 〔関良徳〕
12 女性議席を設けるべきか? 〔石山文彦〕
13 悪法に従う義務はあるか? 〔横濱竜也〕
14 国家は廃止すべきか? 〔住吉雅美〕
15 国際社会に法は存在するか? 〔郭舜〕
 索 引

著者略歴

著:瀧川 裕英
瀧川 裕英(立教大学法学部教授)
著:米村 幸太郎
米村 幸太郎(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授)
著:鈴木 慎太郎
鈴木 慎太郎(愛知学院大学法学部准教授)

JP-eコード:58903788A00000000001
出版社:法律文化社
コンテンツ公開日:2017年06月27日