迷宮の天使 下
著:ダリル・グレゴリイ
訳:小野田和子
電子版
内容紹介
脳のほとんどは潜在意識であり、絶え間なくデータを処理する無数のモジュールの集合体である。“自分”という意識は判断を下す主体ではなく、完全にメカニカルなニューロンの活動が生み出した結果――つまり、たんなる幻想でしかない。ヌミナスが危険なのは、大脳を再編して摂取者にとっては現実そのものとしか思えない“神”を幻視させるだけでなく、その正しさを確信させてしまうからだ。しかし、意識が幻想でしかないのなら、“神”が幻覚であると言うことになんの意味があるだろう? ヌミナスを追うライダはやがて、驚愕の真実に到達する。/解説=橋本輝幸
JP-eコード:48876602000000000000
。出版社:東京創元社
。コンテンツ公開日:2017年03月11日
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